学生自身がやるからこそ

2014年8月18日更新


東奥日報コラム「あおもり未知しるべ」(第33回)

●来春の進路をまだ決めかねている学生の皆さん、「学生がつくる合同企業面接会」が8月21日に青森市の2会場で開催されます。この面接会は、来春卒業予定の大学生・短大専門学校生を対象にした、いわば一次面接の場で、県内企業等20社以上が参加します。よくある面接会と違うのは、県内外の9大学に在籍する20人の現役大学生がWORK×2ラボ(わくわくラボ)というチームをつくり、参加学生の募集チラシ作成はもちろん、自分達の基準で求人票を吟味して県内企業に参加依頼をしたり、落とされた理由を企業から聞いて今後の自分達の力に変える企画を準備したり、参加学生に生の情報を提供できる企業情報冊子を自分達で作成したりと、準備から運営のすべてを学生自身が担っているところです。

●今年度は「売り手市場」「採用氷河期」と言われるほどですから、まだどこか余裕がある就活をしている人も多いのかもしれませんが、就活は単に就職をするためだけにするものではありません。大手就活サイトだけを使い、学校の就職課に相談もせず、親や自分が知っているかどうかという企業の知名度基準の就活話をよく聞きますが、就活時期に自分の「譲れない価値」や「働く理由」ときちんと向き合わないと、とりあえず何となく就職はできても、社会人になってすぐ辞めたくなったり、心の病に負けたりしがちです。

●もちろんこの面接会には、内定を獲るための第一歩として参加してほしいと思いますが、できることなら、わくわくラボの学生達と交流や意見交換もしてほしいと思います。皆さんの来春以降の進路は様々で、社内に同期がいないこともあるでしょうから、ひとりでも多くの「他大学・地域内同期」の存在は、社会人1年目の皆さんの心の支えになると思います。

●わくわくラボの学生達は「青森から日本の就活を変える」を合言葉に、8カ月以上準備を重ねてきました。自分達で社会を変えていこうとする学生達がつくった面接会に参加して「自分が働く意味」を、皆さんにもぜひもう一度考えてほしいと思います。面接会の詳細は【あおもりジョブフィット】で検索を。参加お待ちしています。