女性の婚活応援コラム

このコンテンツは五所川原市が運営する「ごしょがわら縁結びサポートセンター」縁結びサポート事業の一環として「NPO法人プラットフォームあおもり」がコンテンツ制作・運営管理を行なっております。

【第5話】婚活妄想劇場


時は金なり。30を過ぎると、時の流れは恐ろしく早い。
昔、先輩方に「人生あっという間、若いうちになんでもやっておきなさい!」なんて言われたことを思い出す。
与えられる時間は変わらないのに、やりたいこと、やらなければならないこと、先を見据えて始めておきたいことが増えるからだ。
婚活も、間違いなくその1つだ。

出産を考えた時に…

アラサー女子の婚活は、その後の妊娠、出産を見据えた活動になる。
出産にはタイムリミットがあり、その後の子育てにはとてもないパワーが必要だからだ。
正直、出産にタイムリミットがなければまだ結婚なんてしなくてもいい。みんなそう思っている。
だから結婚相手は必然的に「いい旦那であり、いいパパ」になってくれそうな男性でなければならない。
じゃあ、理想の結婚相手って?一体どんな男性なんだろうか。
イクメンだの、家事ダンだの、巷に溢れかえるキャッチーな言葉に騙されず、私にとっての「いい旦那であり、いいパパ」を考えてみたい。

いい旦那、いいパパ

例えば自分の仕事にある程度見切りをつけて、家庭中心、もしくは専業主婦になりたい場合は、やはり男性の稼ぎが重要。妻子を養い続けてくれる安定した収入が見込める仕事をしていてもらわないと困る。
ただ、今まで蓄積された私のビッグデータによると、堅い仕事で、稼ぎが良い男に限ってケチな場合が多い。付き合っているときは基本的になんでも奢ってくれて女を安心させておいて、いざ結婚したら自分の給料の金額さえ教えてくれない男。
毎月決まった生活費を渡され、その中でやりくりするように言われる。
この手の男と結婚すると、一緒に出かけて欲しいものがあっても、「買ってもいい?」といちいち了解を得なければならない。

おそらく、外面は一級品なので週末は子供を連れてやたらと出かけたがるはずだ。人目につく、賑やかな場所。
周りは、絵に描いたような幸せそうな家族だと思うだろう。
「いいわねぇ、セレブ妻で」なんて妬まれる可能性も高い。
好き勝手やれる本物のセレブ妻には憧れるが、囚われのプチセレブ妻はなんだか窮屈そうだ。
うむむ。めんどくさそう。この選択は要注意。
何かあった時の安心感はあるかもしれないが、三十半ばまで好き勝手やってきた人間に対応できるかしら。

私のビッグデータによると…

家事ができちゃってる男性の場合

気を取り直して、例えばこれからも変わらず仕事を続けるか、ちょっとペースを落としながらもしっかり働く場合を考えてみよう。
そうなると、家事や育児にしっかり取り組んでくれる男性が必要だ。

私のビッグデータによると、長い独身生活で、あらゆる家事が既にできちゃってるコダワリ強めの男は、私のような落ち着きのない人間との相性がとても悪い。
いわゆる「ていねいな暮らし」とは対極にある私のポンコツ具合といったら、ひどい。
ティーバッグのお茶でさえ、セッティングしたことを次の瞬間には忘れて別なことに手をつけ、気が付いた時にはぬるくて濃い茶が仕上がっている。
とにかく見えない何かに追われていて、常に心ここに在らず。将来への漠然とした不安がそうさせるのか、ただ落ち着きがないだけなのか。
週末は手の込んだ煮込み料理とバゲットとワイン。村上春樹の小説かよ!と突っ込みたくなるようなおうちデートの段階でギブアップ。

褒めて育てる男性の場合

視点を変えて考えてみよう。最初から何もかもできなくても良い。何事も一緒にやってくれる、可愛い男子だったらどうだ。

私のビックデータによると、この手の男は「褒めて育てる」が大切らしい。決してやったことに対して厳しいダメ出しをしてはいけない。一旦へそを曲げると、繊細すぎて回復までにかなりの年月を要すると聞いている。

あえて得意なものからやらせてみて、手伝いながら、慣れてもらう。繊細な男のプライドを傷つけず、優しく育成しなければならない。
しかも家庭が第一の男だから、休みとあらばどこへでも付いてくる。旦那の休日、二時間あれば一人でササっと済ませられる雑用にも、
「あ、疲れてるだろうし、家で待っててくれていいからね。」「大丈夫だよ、一緒に行こう!」
と、笑顔でついてくる姿が目に浮かぶ。
ううん、なんだかこれはこれで窮屈だなあ。
最初の一年は楽しくてしょうがないかもしれないけれど、人生は長い。きっと周りに愚痴っても、「贅沢な悩みだ。」「あんなに良い旦那さんなのに。」なんて言われてしまうのがオチだ。

このパターンも、ダメかもしれない。

じ、自分に問題が…???

もしかしてだけど、私に問題がある?
いや、そんなはずはないさ。それはわかってる。
この中間の、いたって普通の、90年代のミスチルの歌詞に出てきそうな、爽やかで頼りないとこもあるけれど普通にいいやつ、みたいな男が欲しい。そんな男がいたら、きっとうまくいく。うん、探そう。

ちょっとかっこよくて、優しくて、仕事に一生懸命で、友達も多くて、時々キュンとさせてくれて、子供のことも大好きで、ちゃんと面倒見てくれて、そんなに頑張らなくていいよ、いつも可愛いよ、って言ってくれる男はどこかにいないだろうか。
全てを兼ね備えたミスターパーフェクト・・・。

もしかしてだけど・・・。私に問題がある?

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